9月9日ホルスタイン共進会

9/9は葛巻町でホルスタイン共進会でした。
昨年も参加しました。
　ロシアのウクライナ侵攻や円安に端を発した資源高と飼料高は、時間が経過しても改善せず、酪農家の方々は大変な思いをされています。ある調査では、酪農事業者の８割が赤字、酪農をやめる方々もうなぎ登りと。経費高のみならず、海外からの輸入と国内の需給生産の関係で、国内で作られた脱脂粉乳の廃棄や牛を減らすことが求められるなど、無駄と矛盾が生じています。自民党議員として、戦争の終結を目指して外交努力を続けること、円安に歯止めをかけること、もちろん補助金支出にもしっかり取り組み、担い手確保の策にも努力して参ります。輸入量については、輸入を減らせば国内需給と供給が均衡するのではと思いますが、過去の国際協定の遵守や国際的信頼の維持など、一筋縄でいかない問題が山積しています。一つ一つ問題解決に取り組むほかありません。
　葛巻町の自助努力には、いつも頭が下がります。ミルクとワインとクリーンエネルギーの町。林業振興にも余念がありません。一つ一つに継続的かつ積極的に取り組みつつ、全てを通じて将来の担い手確保に努めています。子ども達が町を愛し、自分と町に誇りを持てる装置をあらゆる場所に作っています。共進会のクラス別対抗戦にジュニアクラスを作り、10ヶ月以下の子牛を子ども達に引かせ、金賞、銀賞リードなどを決めるのもその一つです。共進会の場で、岩手県外から移住を考えているという若いカップルに出会いました。若い方々が、”この町なら”と移住し、産業の担い手になってくれる、素晴らしいことです。
　葛巻町の最後は、アメリカ空軍音楽隊を招いの国際親善コンサートでした。途中退出しましたが、皆さんプロで、演奏は素晴らしかったし、涙そうそうなど、日本の曲もあり、楽しかったです。
　久慈から西根を結ぶ北北道路の高規格化を実現し、盛岡と葛巻を30分で行き来できるようになれば、県北の交流人口が増え、産業が活性化するはずです。私の政策の一丁目一番地で取り組んで参ります。